10Apr
朗読をはじめようと思ったきっかけ
小学校の頃、
担任の先生に国語の本読みをえらく褒められていつも代表で読まされたり、
中学生の時には英語の先生に突然「あなた文化祭で英語の暗唱しなさい。」
と言われ文化祭で英語の暗唱をしたり、
成人してからも習い事の先生に舞台のアナウンスやナレーションをお願いされたりと、
文章を読むことに対して何かと褒められることが多かったわたし。
今でも友人には、「声のお仕事したらいんじゃないの?」などと言われたりするが、
さすがにこの年になって突然そんな簡単にに声のお仕事は出来ないだろうと思いつつも、
朗読ボランティアとか、そういう系のことをやってみようかと思い立ち、
ならば本格的に朗読の勉強をしようと独学ではじめたので、
そのための覚書を記事にしていこうと思う。
朗読検定
本読みやナレーションが上手いと褒められるとはいえ所詮は素人。
人に聞いていただくために読むのなら発音やら発声やらいろいろ勉強せねばならないだろう。
何か指針となるものはないかなと色々ぐぐっていたら、
「朗読検定」なるものを発見。
検定ブーム?というのかびっくりするほど色んな検定がある昨今だが、
なるほど「朗読検定」とかもあるのね。
とりあえず勉強の目安にはなるだろうと詳細を調べてみる。
一般社団法人 日本朗読検定協会「朗読検定」
https://www.roudokukentei.jp/index.html
語る力、伝える力がわかる、朗読のテスト。
日本文学の名作を楽しみながら朗読するだけで、
国語力・読解力を育み、あなたの声の魅力、
語る力・表現力を高めるアドバイスをお伝えします。声に出して伝えることの大切さ。
朗読とは、相手に対し、文字で書かれたことばを声に出して伝えることをいいます。
メール、ショートメッセージなどは、連絡事項を伝えるのには便利ですが、万能ではありません。
何にでも使ってしまうと態度が伝わらず、誤解されて人間関係がギクシャクしてしまうこともあります。
対面や電話で、声に出して伝えられるようになると、相手に共感が伝わり、信頼関係が築きやすくなります。朗読とは?
朗読とは、聞き手に伝達する意思をもって、文字で書かれた情報を音読することを言います。
決して、演技をしたり、劇的に読むことを朗読というわけではありません。
例えば、あなたも、「裁判官が判決を朗読した」と聞いたことがあると思います。
不動産の契約をする時に宅地建物取引士の人が重要事項説明書を読むのも、学校の先生が教科書の内容を生徒に読むのも、朗読の1つです。
このように、俳優やアナウンサー、声優ではない人も、毎日のように朗読をしています。朗読検定とは?
朗読検定とは、小学校1学年以上の方から受検できる、「声を出す日本語表現のテスト」です。
今、朗読は日本語教育手段としても見直されてきています。
(上記、「朗読検定」サイトより引用)
ほうほう、ふむふむ。
でもって、試験の方はこんな感じ。↓↓↓
「朗読検定」1級~4級
- 1級
- 究極の朗読表現者。
朗読検定1級は、青空文庫朗読コンテストの本選で、会場審査員を含む、全ての審査員の持ち点の90%以上を獲得した上で金賞を受賞しなくては認定されません。
毎年数百名が応募する激戦の予選を通過し、選ばれた人の中からたった1人しか選ばれない金賞を取ることだけでも極めて困難なため、最難関の認定です。1級合格者は、究極の朗読表現者と言えるでしょう。
- 対象者
- 大学生以上。朗読上級者向け。
※高校生は、青空文庫朗読コンテスト高校生の部に応募可- 認定条件
1~4の手順全てを満たすこと および 朗読検定2級に合格すること
- 1.青空文庫朗読コンテスト 予選に応募
- 2.予選を通過(通過できなかった場合、1へ)
- 3.本選に出場
- 4.本選で、全ての審査員の持ち点の90%以上を獲得した上で金賞を受賞
- 試験料
- 3,240円(税込)※青空文庫朗読コンテスト応募料
- 準1級
- 客席の心を掴む、ハイレベルな朗読表現者。
朗読検定準1級は、青空文庫朗読コンテストの本選で、三賞のいずれか(金賞、銀賞、銅賞)を受賞しなくては認定されません。
毎年数百名が応募する激戦の予選を通過し、三賞のいずれかを受賞することは1級の認定と同様、朗読検定の最難関と言えます。
準1級を認定されるということは、テクニカルなだけでなく、客席の心を掴むことができる、ハイレベルな朗読表現者の証です。
- 対象者
- 大学生以上。朗読上級者向け。
※高校生は、青空文庫朗読コンテスト高校生の部に応募可- 認定条件
1~4の手順全てを満たすこと および 朗読検定2級に合格すること
- 1.青空文庫朗読コンテスト 予選に応募
- 2.予選を通過(通過できなかった場合、1へ)
- 3.本選に出場
- 4.本選で、三賞のいずれかを受賞(金賞、銀賞、銅賞)
- 試験料
- 3,240円(税込)※青空文庫朗読コンテスト応募料
- 2級
- 対面朗読力を身に付けた、中上級の朗読表現者。
- 朗読検定2級は、朗読検定©認定講師を目指す人、1級や準1級を目指す、プロやセミプロ向けの級です。
試験官の目の前で読む対面試験で、当日試験会場に入った時に配られる初見課題もあるため、基礎応用力が問われます。
- 対象者
- 大学生以上。朗読中上級者向け。
- 問われる力
- ▪一人称の作品および、複数の人物が登場する作品を、人前で聞き手に伝わるよう読めること
- ▪共通語アクセントを、ほぼマスターしていること
- ▪鼻濁音、母音の無声化などの音声技能を、ほぼマスターしていること
- ▪強調表現を使って読めること
- 認定条件
- 朗読検定準2級に合格していること
- 筆記試験および実技試験で、それぞれ8割以上の点数を獲得すること
- 試験料
- ABそれぞれ12,960円(税込)※認定にはAB両方の合格が必要
- 準2級
朗読中級者の証。朗読検定準2級は、2級の合格を目指す人、自信を付けたい人のための中級者向けの級です。対面試験でないこと、初見課題が無いこと以外は、2級と課題が同じです。また、共通語アクセント、鼻濁音、母音の無声化が全課題で採点項目に入ってくるため、難易度は高めです。
- 対象者
- 高校生以上。朗読中上級者向け。
- 問われる力
- ▪一人称の作品および、複数の人物が登場する作品を、聞き手に伝わるよう読めること
- ▪共通語アクセントを、ほぼマスターしていること
- ▪鼻濁音、母音の無声化などの音声技能を、ほぼマスターしていること
- ▪強調表現を使って読めること
- 認定条件
- 筆記試験および実技試験で、それぞれ8割以上の点数を獲得すること
- 試験料
- ABそれぞれ8,640円(税込)※認定にはAB両方の合格が必要
- 学生の方は、ABそれぞれ7,560円(税込)※認定にはAB両方の合格が必要
- 3級
- 脱初級者の証。
朗読検定3級は、作品課題の長さは4級と変わりませんが、台詞が出てくる抜粋部分が出題されることが特長です。
語りと台詞の違いを聞き手が区別できるよう読めることを問われます。
また、強調表現の課題が出てくるのも、この級からです。
- 対象者
- 中学2年生以上。朗読初~中級者向け。
- 問われる力
- ▪語りと台詞の部分を聞き手が区別できるよう読めること
- ▪概ね明瞭な発音で読めること
- ▪共通語アクセントを理解し、概ね正しいアクセントで読めること
- ▪強調表現を使って読めること
- 認定条件
- 筆記試験および実技試験で、それぞれ8割以上の点数を獲得すること
- 試験料
- 6,480円(税込)
- 学生の方は、5,400円(税込)
- 4級
- 初級者の証。
朗読検定4級は、朗読する上で必要な基礎力を計る課題編成になっています。
腹式発声が出来ているかをロングトーンで、発音(滑舌)が出来ているかを早口言葉で計ります。
作品課題は、短い語り文が出題されます。
- 対象者
- 中学1年生以上。朗読初級者向け。
- 問われる力
- ▪語り文を聞き手が理解できるよう読めること
- ▪概ね明瞭な発音で読めること
- ▪概ね腹式発声が出来ていること
- 認定条件
- 筆記試験および実技試験で、それぞれ8割以上の点数を獲得すること
- 試験料
- 4,320円(税込)
- 学生の方は、3,240円(税込)
(上記、「朗読検定」サイトより引用)
おおお~~~。
準1級(客席の心を掴むハイレベルな朗読表現者)とか、
1級(究極の朗読表現者)とかすごいな。
やはり、腹式発声とか発音とか共通語アクセントなどなど、色々勉強せねばだわ。
とりあえずは4級を受けるべく申し込もう。
2019-04-10-Wednesdey
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。