14Nov
トイレが・・・
突然ですがトイレの話。
表題と関係ないやん!!!
と思われるでしょうがのちほど繋がるのでご安心を。
昨日、我が家のトイレが壊れた。
電気式(?)になっていてレバーではなくボタンで流すタイプのトイレなのだが、
押すと水が微妙に流れてその後「ピーピーピー」というエラー音がする。
えっ???
これは・・・詰まってる?!
と思い、
水まわりのトラブル会社に電話した。
朝8時半ごろに電話して、
10時には伺えます!と言っていただいたのだけれど、
午前中は用事があったので午後にしてもらい、
そして午後みてもらった結果、
詰まっているのではなく、トイレの水をながす機能が駄目になっているらしいのだ。
しかも!通常なら電気式のトイレであっても手動で流せる部分があるはずらしいのだが、
我が家のトイレにはそれがない様なのだ!
なんでやね~ん!!!
しかももう15年以上前の古いタイプなので、
おそらくメーカーにも部品がないのでは?とのこと・・・。
ということはトイレ交換しかない!という話。
・・・。
マジか~っ。
どうするか、ただ今絶賛考え中です。(微妙には流れるのでw)
とまあ、こんな事態になって水洗トイレのありがたみを切実に感じた昨日の出来事。
祖父母の家のトイレ事情
そんなこんなで現代の生活って本当に便利だよなぁ、
と今更ながらに思いつつ、思い出したのが田舎の祖父母の家のトイレのこと。
かれこれもうウン十年前の話になるのだが、
私が子供の頃、祖父母の家は汲み取り式のお手洗い(しかも家の外にある!!)だったのだ。
このお手洗いがもうこわくてこわくて!
マジでこわかった!
多分、大人になった今でもきっとこわいと思う。
昼間でも薄暗い感じだし、暗くなるともう無理。
必ず親について来てもらってドアのすぐ外で絶対待ってもらっていた。
その当時、自分の家は分譲マンションで普通に洋式の水洗だったので、
本当に田舎の祖父母の家のお手洗いはかなりのインパクトの強さで、
なんか水木しげるの漫画に出て来そう(妖怪が住んでそう)な感じだった。
祖父母の家の思い出
祖父母の家といえば、
神棚があって、四間続きの和室には仏壇があって、
床の間には天照大神の掛け軸、七福神の絵があり、
木彫りの布袋さんも居たな。
木彫と言えば、
木彫りの熊も居たな。(笑)
仏壇の上には戦死したおじいちゃんの弟の写真があり、
祖母が仏壇や神棚に丁寧に手を合わせる姿をよく覚えている。
お台所は土間にあって、
お台所の勝手口からでるとすぐ下には川が流れていて、
夏になると川でスイカを冷やして食べるのがすごく楽しみだったし、
川に入って沢蟹をつかまえたり、オニヤンマや羽黒トンボを追いかけたり。
すごく良い原体験をしていたなと思う。
大晦日には臼と杵でもちつきをして、
つきたてのおもちに祖母が炊いてくれた、
お手製のあんこをつけて食べるあんこもちがめちゃくちゃ好きだったし、
(今も「あんこ」と「もち」の組み合わせがめっぽう好きw)
火鉢でおもちを焼いて食べたりするのも楽しかったな。
年が明けると祖父母や親戚のおじさんおばさんに新年の挨拶をして、
ちょっと余所行きのお洋服を着て近くの神社に初もうでに行ったあと、
家に戻っておせち料理を食べつつ、
大人たちがお酒を飲んで花札に興じるかたわらで、
子供たちはトランプをしたり、大人の花札を見学したり・・・。
そうやって子供の頃に、
古き良き日本の暮らしを実体験出来ているのはとても有り難い事だよな。
現在はすでに祖父母は亡くなっていて、
祖父母の家は古い古民家なので古民家の良さを残しつつ改装して、
たまに友人たちと泊まりに行ったりして楽しく過ごす「場」になっている。
お手洗いも様式水洗に改装したので、昔の妖怪の出そうなお手洗いのおもかげはない(笑)
昔ながらの日本の生活
こういうこどもの頃の原体験って本当に大切にしていかないといけないな、
と最近つくづく思う。
今は昔とは比べものにならない便利な生活をしているけれど、
冷蔵庫じゃなくて、川で冷やしたスイカの美味しさや、
木の臼と杵でついたおもちの美味しさなんかを子の世代にも経験させてあげたいと思う。(食べるものばっかりか!(笑))
と、昨日のトイレ事件からつらつらと考えたこと。
とりあえずトイレは電気とかボタンで流すとかしゃらくさいのじゃなくて、
普通にレバーで流せるやつが良い!!!
と思った次第・・・。
2018-11-14-Wednesdey
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